電球#232 コンプレックス
最近わからない日本語がある。
まぁわからない日本語はたくさんある、
僕は日本語マスターではないからな。
わからないまでもニュアンスで使っている
言葉があるだろう。
例えば、”ニュアンス”もよく考えれば人に説明できるほど
意味を知っているわけではないが、なんとなくで使えて
しまっている。
そんな言葉って身の回りにごまんとある。
みんなも心当たりがあるだろう。
その中で僕が全く分からないのが、”コンプレックス”だ。
コンプレックスという単語で連想するのは、
「あなたのコンプレックスは?」
「この低い鼻です。」
といったように、自分の身体の嫌いな部分を指す
イメージがある。
これだけなら話は簡単だ。
『コンプレックス=嫌いなところ、直したい部分』だ。
しかし、疑問は解決しない。
コンプレックスには代表的なもう一つの使い方がある。
母親のことが大好きな子供を何と呼ぶだろう。
そう、マザコンだ。
これは、マザーコンプレックスの略称であり、
日本人がめんどくさがりだとよくわかる。
このマザコンの意味でのコンプレックスは、
『コンプレックス=他人がひくほどに好き』
ととれる。
この代表的な二つの相反する意味はどちらが正しいのだろうか。
ネットでコンプレックスrと検索すると、
真っ先にモンストの攻略サイトが出てきた。
モンスト楽しいよね。
変な名前のキャラクターもいるんですね。
気を取り直して調べてみると、
コンプレックスとは心理学・精神医学用語らしいです。
様々な心理的構成要素が無意識に複雑に絡み合った観念の複合体
という説明が正しいらしい。
わけわからん。
簡単に言えば、
抑圧されながらも、無意識のうちに存在する、
行動に影響力を持つ心理。
らしい。
ふーむ。
つまり普段は我慢してるけれども、
確実に存在してる欲求ってこと?
なるほど、これなら理解できそう。
自分の鼻が嫌いだという欲求は
普段の生活では我慢するしかないもんね。
母親への愛着は確実に存在するけど、
普段は我慢してるもんね。
なるほど。
ちなみに日本では限定的な意味で使われることが
多いらしく、『劣等感』と理解されているらしい。
なんかちょっとすっきりしたわ。
みんなもよく知らずに使ってる言葉とかありますか。
実際に調べてみるといいかもね。
意味をきちんと理解していない
言葉を使う人は守るべき
芯が無いと思ってるよ。
じゃあの。