電球換えたついでに始めたブログ

面倒くさがりな僕が1年ぶりに電球を替えたついでに始めたブログ。

5本目:フォードvsフェラーリ

1年で300本の映画を見て

感想を書くことを目標に始めた

このシリーズ。

2月に入って2本目は

全体で区切りのいい5本目でござい。

では、張り切って行きやしょう。

 

ってことでどうもこんにちは。

木戸將翔です。

難しい漢字ですが、

『まさと』って読んでください。

 

さてさて、今回は5本目。

先日予告した通り、

『フォードvsフェラーリ』でございます。

 

フォード?

フェラーリ

何それ?って人も大丈夫。

車のメーカーってことだけ知っていれば見れる。

 

実は自分,

大学で機械の勉強をしてるんですよ。

機械学科の花形と言えば、エンジン。

就職先は自動車メーカーがおすすめされがち。

そんな環境やけど恥ずかしながら、

車のことをよく知らない。

フォードと聞けばT型だし、

フェラーリは「ランボルギーニじゃないほう」

ってイメージしかない。

 

そんなエセ機械学生がみた

『フォードvsフェラーリ』は

いろんな意味で

最ッ高ッ!だった。

 

予告を見ずに見に行ったんですけど、

タイトルの感じから、

エンジンや車体の開発競争の話かなと

思ってたんですよね。

エンジンが7000回転/分させたるとか、

ボディの空気抵抗を減らしたりとか、

車体を1gでも軽くするとか、

そんなマシンづくりに命を懸ける映画なのかな

って思ってたんですけどねぇ。

 

考えが甘かった。

本題はマシンいじりじゃなかったです。

この映画は、

組織に属する男たちのの立場と意地と野望が

入り混じった最高のヒューマンドラマでした。

 

さてさて、

物語は1960年代。

業績が低迷するフォードは、

打開策として優勝を目指して

ル・マン24時間レースに挑むってのが本筋。

 

会社幹部、元レーサー、エンジニア。

三者三様の立場が登場を超越するほどの

意地とプライドの戦いでした。

 

フォードvsフェラーリという名前なんですが、

フェラーリはほぼ出ねぇ。

物語のわかりやすいライバルはフェラーリなんですが、

本質はライバルに勝つかどうかではなく、

「フォードとして」レースに出るのか

「勝つために」レースに出るのか。

というう部分にすべてが詰まっている気がする。

 

開発競争なんかではない、

現場と会社のリアルがどうなってるのかが気になる作品でした。

 

では。