電球#194 何になりたいの？

手がひび割れる季節。

どうも、

僕です。

最近僕の中で流行っているマンガが

ありまして、

『左利きのエレン』って言うんですけど、

知ってますかね？

圧倒的な才能を持った

天才画家のエレンの周りで

才能に恵まれなかった者たち、

才能に恵まれたものたちの

苦悩の物語。

この漫画の主人公

光一君は凡人なんですよ。

夢だけはでかくて、

恥ずかしげもなく語りまくってる系

の痛い主人公です。

物語は彼の

少年期青年期社会に出てからを

追いかけて進んでいくんですが、

彼の就活のシーンが

心に刺さったんですよ。

光一君は美大に通い

デザインやファッション、絵画等

「何やってるの？」

って聞かれたら

「いろいろやってるよ」

としか言えないくらい

一つのことを極められずに

手広く作品を作っているんです。

就活で光一君は

大手広告代理店にいる友達の

お兄さんにOB訪問しに行きます。

美大生にとって作品集は

履歴書と一緒。

光一のあちこち手を出して、

定まったもののない作品集を見て、

「お前はできることをかき集めて

自分はできる人間だと満足して安心している。」

的なことを言っていたんですよね。

自分を説明する場所である履歴書で

自分を語れないタイプの人間。

才能がないことを隠すために

いろんなことに手を出して

精いっぱいにできたことを

かき集めて安心している。

グサッと来ましたねぇ。

僕やんって。

やることに一貫性がなくて

いろいろになことに手を出して

大した場所にたどり着けない。

この漫画に出会えてよかったですね。

まだ修正できる。

影響を受けやすい僕だからこそ

乗ってみようと思う。

では、お休み