電球換えたついでに始めたブログ

面倒くさがりな僕が1年ぶりに電球を替えたついでに始めたブログ。

電球#147 香港の事件

どうも、

僕です。

 

最近天気予報が当たらねぇ

洗濯物干したいのになぁ。

 

突然ですが

香港のデモって何で起こったんだろう

ってことを説明できる人います?

 

あんな大きなデモの原因が

気になって調べてみたんですよね。

 

あのデモは一言でいえば

自由への闘争ですね。

 

事件の根は中国建国まで

遡るらしいんですが、

そこから説明すると長いので

香港返還から。

 

アヘン戦争のせいで

イギリス領になっていた香港は

第二次世界大戦終了後に

返還されたのは知っていますかね。

 

長らくイギリス領だった

香港は中国に比べて外国企業を

誘致したりしてものすごく

経済が発展していたらしいんですよ。

 

そこまで経済が発展したのも

イギリスのように資本主義だったから。

 

これが中国に帰るとなると、

社会主義になってしまい、

ゴリゴリ稼いでいた層が

稼げなくなってしまう。

当人達からしたら、

「稼げんなら出ていくわ。バイバイ」

って感じで香港から出ていく機運が

高まったらしいんですよ。

 

ただ、中国からしたら困るわけですよ。

経済的に発展した地域を得られるけど

それを支えていた人たちが逃げる。

 

困りましたねぇ。

中国はどうしたかと言うと、

一国二制度を導入するんですよね。

 

香港は中国領になるけど、

自治は認めるし植民地時代の

体制を継続してもいい。

 

つまり、

『今まで通りにしてもいいよ』ってこと。

言論も自由で個人の監視もされない。

ただ、手綱を握りたい中国は

『最初の10年間は

中国が選んだ人だけが選挙権を持てる

ってことにしていい?

あと政府のナンバー2は共産党員ね』と提案。

 

これが中国の出した条件。

 

これを香港は承諾。

まぁいいでしょうと。

 

1997年に返還されたので、

2017年に全員が選挙権を

持てるようになりました。

 

ここで中国がしたことが

『立候補者は私が選びまーす』

っていうもの。

エグいね。

 

これに香港は激怒。

2014年に

雨傘運動というデモを実施。

ただ、これが鎮圧されるんですよね。

上手くいかなかった。

 

この辺から

香港内での雰囲気がクソ悪くなってくる。

 

更に、

中国を批判する書籍を取り扱っていた

書店員が失踪する事件が発生。

 

しばらくして帰ってきた書店員は

一斉に書店を畳んだんですよ。

 

どうやら書店員は中国に拉致されて

指導を受けていたらしいです。

 

この辺から香港の言論の自由

蝕まれていく。

 

そして今回、

ある条例の改正案が出されたことで

戦いの火ぶたが落ちました。

『逃亡犯条例改正案』ってものです。

 

簡単に言えば、

やろうと思えば中国は香港人

拘束して中国に連れていき

中国の法で裁くことができる

ようになるって事みたいです。

 

中国には

政権に対して悪いことを

言ったり、しようとした人を

捕まえて裁くことができる

法律があるみたいなんですけど。

それを香港人にも適応するように

なったって事みたいです。

 

香港が完全に自由をなくす

ってことなんですよね。

怖い怖い。

 

だからあんなに必死に

デモしていたんですね。

 

幸い改正案は撤廃されたので

香港の自由は守られましたが、

一度こういったことがあった以上

関係の修復は難しいでしょうね。

 

今後も目が離せないですね。

 

では、また。

 

自分ごとじゃない話って

書くの難しい。