電球#125 阿波踊り

どうも、

僕です。

聞いたかい、

阿波踊り3日目中止だってよ。

おいおい。

4日目は台風が上陸するので、

間違いなくないでしょう。

ってことは、

今日で終了です。

今年の夏が終わった。

毎年4日間のお盆を

しっかりと阿波踊りを楽しんでいました。

日が落ちるころにに中止の連絡に気づいて、

「今年は2日だけか～」と落胆しましたね。

僕らの阿波踊りの舞台は二回あるんですが、

僕は1日目の舞台一回だけでした。

二回目の舞台は東京からの

同世代のボランティアを交えての

舞台踊りだったので、

東京のメンバーはもちろんですが、

徳島で学生生活を過ごして、

就職や、進学を機に県外に出たメンバーも

お盆をきっかけに帰ってきて一緒に舞台に

立つ予定だったメンバーもいました。

なので、

「二回目のメンバーは悔しいだろうなぁ」

と。

そして僕は今年もお店をやっているので、

目標金額に遠く及ばず終わることも

悔しいですね。

まじで。

今日の21時を過ぎるころ

お店で呼び込みをしているところに

代表が走ってきて突然「踊るぞ」と。

『明日の舞台がダメになったから、

前倒しでステージで踊るんだろう』

と思って見に来いってことなのかと思い

『お店あるんで応援してます』って

言おうとする前に、

「お前、踊りの陣形の位置が

変わってもいけるか？」

って質問。

は？となるよね。

気づいたら「余裕っす。いけます。」

って言ってました。

僕も出れるんやという喜びが溢れましたね。

まさか舞台でまた踊れるとは、

しかも東京のメンバーと

久方ぶりの先輩たちと一緒に。

「ステージですか？」

「いや、道で踊る。道は許可がいらん」

「なるほど」

輪踊りといって飛び入りで道の真ん中で

踊れるそうです。

びっくり。

ウキウキして事務所に集合。

踊りの構成を思い出しながら、

予想外のみんなと踊るチャンスに

ワクワクしていました。

どうやら舞台の時とは違って

高張を出すということになりました。

「高張ってことはあの先輩かぁ。

踊り頑張ろう。」

と思っていたんですが、

選ばれたのは僕でした。

高張ど素人の僕が選ばれましたね。

ただでさえ用意されていない舞台に

緊張しているのに、

その舞台で初めての役割。

吐くか思たわ。

そこからの記憶は曖昧ですね。

ただ、めっちゃ間違えて

（もともと構成にないから

間違いとかはないけどね）

すごい激しくて

すごい腕が痛くなって。

でも、

最高に興奮しました。

元から予定されていなかった踊りも

用意されていない舞台も

予想外の初めての役職も。

ドラマとしか思えないような出来事で、

今まで経験したどの夏よりも最高でした。

なんかわからないけど、ありがとう。

踊り終わって事務所に帰ってもろもろあって

みんなが「お疲れー」って帰りだすころ。

2年生の夏を思い出しました。

初めて阿波踊りの舞台に立って、

徳島の夏を体に感じて、

事務所にいたんですよ僕は。

当時は口下手で、

コミュニケーションも今より下手で。

思えばここで一人でご飯食べてたなぁと。

会話に混ざろうとしながらどこか掴めず、

最後にはポツンとしていた気がします。

今は違うなと。

僕を慕う後輩がいて

仲の良い同期や先輩がいて

頼れるOBOGや代表もいて。

3年の間に

確かに僕の居場所になったんだなと

しみじみ感じていました。

この場所の好きなところは、

”みんなで何かを成すこと、

その過程すべてが楽しい”

ってところ。

いつまでも、

本質は変わらないこの場所が

大好きなんだと再認識しました。

僕にとって様々なドラマが生まれて

今までで一番最高だった夏。

皆さんはどうでしたか？

では、また。