電球#38 孤独力
どうも、
僕です。
最近昼間は暑いくせに
夕方になるとヒンヤリして肌寒いですよね。
今日は、不登校の話。
春に中学校の先生になった知り合いが、
「不登校の生徒がおるんやけど、
自分しっかり持ってて、高校の進路も
決めてるみたいなんよねぇ」
って話をしてくれたんですよね。
結構面白いなぁと思って
ってのも、
不登校の生徒の方が、
自分の得意なことや、
やりたいことを
理解していたらしいんですよね。
その他大勢の生徒よりも。
やっぱり、
「一人でいる時間が長いと、
自分について考える時間が増えるんだろうか。」
って思ったんですよね。
ただ、そうなると
自分の時間が長いと大学生は
自然とその不登校の生徒のように
自分について詳しくなるはず。
さて、何が違うんだろうかと。
キーワードは
「余裕」
と
「孤独力」
かなと。
その生徒は、
あまり学校にこない割に
すこぶる頭が良かったそうです。
頭の良さ=自己分析の精度の高さとは
思わないです。
むしろ環境からくる余裕の方が大きいのかなと。
学生ってのは
定期試験や部活、
身の回りの環境に追われる立場です。
テストに追われて、高校生活が終わるなんてのは、往々にしてあるのかなと。
(僕がそうだったので)
不登校という立場で、
日常で追われることの少ない状況
かつ、頭の良さ。
そこからくる余裕が、
趣味等に没頭につながり、
自己理解につながったのでは?
と思います。
もう一つの
孤独力。
これは
高校の国語の先生が
おっしゃっていたんですけど、
当時を頑張って思い出しました。
確か先生は
「孤独力とは、
『1人であるという事を前提に考える力』
だよ。」
って言っていた気がします。
「今は、高校生で友達に囲まれた毎日を送っている。けれど、この関係がずっと続くわけではない。今の友達と別れて、新しい友達の輪に入っていくかもしれない。
変わりいく環境の中で確固たる変わらない自分を持ちなさい。自分だけの決断を持ちなさい。」
そんな事だったかなと。
この生徒にはその考え方が
自然と備わっていたんだろうなと感じます。
以上のことから、
この生徒は深い自己理解ができていたんじゃないかなと感じました。
今回の話は、知り合いの話を元に
自分の考えを書いただけなんですが、
不十分な気がします。
しかし、それが自分ではわからないんですよね。
「こうなんじゃない?」ってのがあったら、教えてくださいね。
では、また。