電球換えたついでに始めたブログ

面倒くさがりな僕が1年ぶりに電球を替えたついでに始めたブログ。

電球#100 坊ちゃん

どうも、

僕です。

 

やっとこさ

坊ちゃんを読み終えました。

 

夏目先生の書く文章は

淡白な中にコクがあって

例えるなら鯛でしたね。

 

坊ちゃんは

無鉄砲な江戸っ子が

愛媛の中学校で卑怯者を成敗する話です。

まぁ、間違ってはない。

 

リーガルハイのような、

口撃で言いくるめて

世間的に成敗するようなやり方ではなく、

悪事の証拠を掴んでボコるっていう

前時代的な爽快感がありましたね。

 

いつからかわからないんですが、

スカッとする話って

『制裁の後に被制裁側の生活が変わる』

ってタイプに変わった気がします。

 

屁理屈をこねて、

自分の損得の為に他人を利用し踏みつけるやつは

悪です。

 

さっきも言ったように、

その悪の成敗の仕方が変わってきた気がします。

 

この坊ちゃんでも、

「最後には何とかして、

こいつを学校から追い出すんだろうな」

って考えていましたがそうはなりませんでした。

 

制裁を受けてもその後は変わらなかったようです。

 

いつからでしょうか、

自分が相手を殴ってスッキリするだけでなく、

失墜させるまでが制裁とされるようになったのは。

 

いや、

この感覚は僕だけのものかもしれないですね。

 

最近のアニメ、

特にライトノベルではその傾向が強いように感じます。

 

作者が若いと

枕を高くして寝れるようなシナリオを好むんですかね。

決して反撃を許さないようなシナリオが多い気がします。

 

この傾向ってちょっと怖いですよね。

 

では、また。