電球換えたついでに始めたブログ

面倒くさがりな僕が1年ぶりに電球を替えたついでに始めたブログ。

電球#215 サンタとは

じんぐるべーる

じんぐるべーる

すっずが~なる~

 

きよしこの夜

恋人たちがイチャイチャするだけの

全く清くないクリスマスイブの夜

 

サンタとして家庭にお邪魔し

プレゼントを渡すクリスマスイブも

4回目を迎えた。

理解ある彼女には感謝している。

 

4年目になると英語で話す抵抗もなくなり

堂々としたサンタができるようになった。

 

僕なりにこのサンタ企画が

面白いと思う理由が3つある。

 

一つは特別な思い出が作れること。

クリスマスイブに家庭を回ってプレゼントを渡す。

時には初めましてのメンバーで配ることもある。

プレゼントを渡し終わり事務所に帰ってきて

他の班の感想を共有しながらカレーを食べて

みんなで笑う。

こんな特別な過ごし方が好きなのです。

 

もう一つはサンタになるのが楽しいということ。

サンタになるには衣装から気合を入れる。

コンビニ店員のコスプレのように

ただ服を着るだけじゃなくダウンジャケットを

下に来て身体を大きく見せたり、

サンタ服の袖からジャケットが見えないように

ジャケットの袖をまくったり、

黒髪黒目だとばれないように帽子を目深にかぶったり

サンタのひげを付けたり。

サンタになるには相当苦労する。

目深にかぶった帽子と口ひげのせいで視界が悪く

ほとんど見えない。

普段の3分の1程度見えたらいいんじゃないかな。

ダウンを着込んで体を大きくしてるし

袖をまくってるから熱が逃げなくて非常に暑い。

しゃべろうとすれば口ひげが口に入ってきて

モサモサする。

いいところがないようだがその通りなのである。

さらにサンタの設定なので日本語が話せない。

 

これだけ不自由だからこそ

子供とのコミュニケーションは

相棒の女サンタとの連携が必須だし、

各家を出るまではサンタ服が崩れていないかひやひやする。

特に口ひげなんかはゴムが帽子から出てよくバレそうになる。

でも、いかにバレずに

プレゼントを渡すのかが楽しいのである。

 

 

最後は何といっても子供の笑顔だ

玄関開けるとすっごく驚く子もいれば、

突然のことで泣き出す子もいるし、

大きな子だとサンタがいないということに気づいて

正体を明かそうとしてくる子もいる。

多種多様な子がいるが、みんなプレゼントを

渡すと一様に笑顔になる。

その笑顔とありがとうに勝る報酬なんて

この企画にはないのかもしれない。

 

 

サンタはいない。

残酷だけどこれが事実。

でもパパやママやボランティアの僕たちが

「子供が笑ってくれたら嬉しい」と思うこの気持ちのことを『サンタクロース』と呼ぶのではないだろうか。

 

サンタとは実態を持つプレゼントおじいちゃん

ではなく、僕たちの心にある子供が喜んでくれると嬉しいって気持ちのことなのではないだろうか。

 

そんなことを感じた4度目のサンタ体験でした。

 

では。